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Soundcore Liberty 5 レビュー:1万円台のイヤホンで通勤の騒音は消せるのか?

夜遅くの机の上に置かれたタブレットと本とデジタル時計

Photo by Trương Tuyết Ly on Unsplash

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高いイヤホンが引き出しで眠る理由は、だいたい2つです。装着感が合わないか、一日が終わる前に電池が切れるかです。

Liberty 5は米国定価129.99ドル、国内では1万円台後半。この2つ目の問題を中心に設計された製品です。

先に結論

バス・電車・オフィスの騒音であれば、2倍以上の価格を出しても、差額ほどの差は返ってきません。

定価より安く売られていることが多い製品です。まず現在の価格を確認してください。

SoundcoreはAnkerのオーディオブランドです。価格を考えるうえでは、これが最も重要な情報になります。数を売って頻繁に値引くため、定価は目標ではなく出発点です。

内容は9.2mmドライバー、高音質のLDAC対応、Bluetooth 5.4、2台同時接続(マルチポイント)です。

以下の数字が、5,000円台の製品との差になります。

電池ANC時8時間 · ケース込32時間ANCオフ12時間 · ケース込48時間急速充電10分で5時間コーデックLDAC · Dolby Audio防塵防水IP55米国定価129.99ドル

ANCオンで合計32時間が、この製品の中心です

本体8時間で一日の勤務時間をカバーします。ケースがさらに3回分を供給し、合計32時間になります。

ANCを切れば本体12時間、合計48時間です。ここまで来ると、充電は毎晩の作業ではなく週単位の作業になります。

ケースに10分入れれば5時間再生できます

合計時間よりも、この数字のほうが日常では効きます。忘れたときにどうなるかを決めるからです。

朝8時に電池が空でも、失うのは10分であって一日ではありません。上位機種でここまで速く復帰するものは多くありません。

0.3秒ごとに周囲を測り直す適応型ノイズキャンセリング

ANC 3.0は周囲の騒音を1秒あたり約3回測定し、その都度調整します。測定では体感音量が平均で約76%下がるとされています。

十分な数値ですが、上位機種には届きません。その差が出るのは最も騒がしい場所であって、オフィスではありません。

Liberty 5 Sony WF-1000XM6
米国定価 129.99ドル 329.99ドル
ANC時の電池 8時間/合計32時間 8時間/合計24時間
防塵防水 IP55 IPX4

IP55は汗だけでなく、ほこりと水を想定しています

IP55はほこりの侵入と、低圧の噴流水に対する保護を意味します。上位機種に多いIPX4は、飛沫までです。

雨のホームや運動中に使う前提なら、安いほうが丈夫だという逆転が起きています。

正直な弱点は2つです

極端に騒がしい場所では力負けします

地下鉄や機内では上位機種ほど遮音が持続しない、という評価が繰り返し出ています。

機内での使用が主目的なら、この製品は選択を誤っています。バスや人の多いオフィスであれば十分です。

タッチ操作は暗記が必要で、高音がきつく感じられることがあります

ジェスチャーの割り当ては直感的ではありません。どの操作が何に対応するかは、覚えるしかありません。

高音の強い曲で音がきつくなるという指摘もあります。アプリのイコライザーで調整はできますが、傾向としては残ります。

向いている方・向いていない方

こういう方に向いています

  • 朝に着けて、日中ほとんど外さない使い方をしている
  • 機内ではなく、バス・電車・オフィスの騒音を抑えたい
  • 最後の数デシベルより、丈夫さと充電の速さを優先したい

こういう方には向きません

  • 飛行機に乗る機会が多く、機内を最も静かにしたい方
  • 操作を意識せずに使いたい方

買い時の目安

定価は129.99ドルですが、それで買う理由はほとんどありません。Ankerは値引きが積極的で、今年は米国価格が96ドル前後で推移した時期もあります。

決めた日に買うのではなく、価格通知を設定してください。このカテゴリーほど待つことが報われる分野はそう多くありません。

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購入前によくある質問

飛行機で使うには力不足ですか

機内の騒音の角は取れますが、上位機種のように消えるわけではありません。たまの搭乗なら許容範囲、毎週乗るなら適した道具ではありません。

3万円台の機種との差額で何が買えますか

騒がしい場所での遮音性能と、通話マイクの品質です。それ以外の差は価格差ほどではありません。詳しくは1万円台と3万円台の比較記事にまとめています。

iPhoneで使う場合、LDACは意味がありますか

ありません。LDACはAndroid向けの機能で、iPhoneはAACで接続します。電池と防塵防水の数字はそのまま当てはまります。

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