本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由の購入で手数料を受け取ることがあります。
Blueair Blue Pure 511i Max レビュー:5つの数字と、そこに入らない「106㎡」
Photo by ayumi kubo on Unsplash
結論を先に
寝室1部屋なら、この価格帯でいちばん静かな1台です。リビング用に選ぶなら、製品名が何と言おうと別の機種にしてください。
米国定価は139.99ドル、日本円でおよそ2.1万円です。実売価格を確認してから決めてください。
ブルーエア自身が推奨しているのは22㎡です。製品名に入っているのは106㎡。
どちらの数字も嘘ではありません。ただし、あなたが知りたい方は片方だけです。
どんな製品で、価格帯はどこか
ブルーエアはスウェーデンのメーカーで、511i Maxはその中でも小さい側の機種です。フロア全体ではなく、寝室1部屋を前提に設計されています。
米国定価は139.99ドル。Levoit Vital 200S-P(米国定価189.99ドル)より下、同社の311i Max(米国定価229.99ドル)よりはっきり下の位置です。
本体1.9kgで、片手で隣の部屋へ運べます。ここまで静かな機種は、普通はもっと大きくなります。
CADR花粉174・ホコリ159・煙153 cfm適用面積22㎡(4.8回/時の換気)騒音19〜48 dB・QuietMark消費電力17WオゾンZero Ozone認証米国定価139.99ドル
この機種の強み
19デシベルは、静かな部屋の暗騒音より低い
静かな寝室の騒音はおよそ30dBです。この機種の最小運転はそれより11dB下。
眠りに落ちる前に、音の存在を意識しなくなります。QuietMarkが認証したのはまさにこの点です。
最大運転では48dBまで上がります。22㎡の部屋で、その段を常用する場面はまずありません。
17ワットは、このクラスで最も安く回せる
17ワットを24時間回すと、年間およそ149kWhです。31円/kWhなら年4,600円ほど。
Vital 200S-Pは50W、311i Maxは32Wです。前者の3分の1、後者の半分にあたります。
空気清浄機は動いている間しか仕事をしません。つけっぱなしにしやすい機種には、カタログに出ない強みがあります。
静電段があっても、Zero Ozone認証を取っている
HEPAサイレント方式は、機械式フィルターに粒子の帯電を組み合わせます。帯電のおかげでファンを低速で回せて、その低速が19dBを生みます。
イオン化と聞くとオゾンが気になるところです。この機種は米カリフォルニア州CARBのZero Ozone認証を取得していて、排出は5ppb未満です。
ここははっきり書いておきます。上位の311i Maxはこの認証を持たず、しかも帯電をオフにできません。
維持費は、ひとつ上の機種より安い
| Blue Pure 511i Max | Blue Pure 311i Max | |
|---|---|---|
| 米国定価 | 139.99ドル | 229.99ドル |
| CADR(花粉) | 174 cfm | 365 cfm |
| 適用面積(4.8回/時) | 22㎡ | 41㎡ |
| 消費電力 | 17W | 32W |
| 重量 | 1.9kg | 3.5kg |
| フィルター(米国価格) | 2枚59.98ドル | 1枚44.99ドル |
知っておくべき弱点は2つ
製品名の面積は、買うときに使う面積ではない
106㎡は「1時間に1回の換気」での数字です。ブルーエアが推奨しているのは22㎡、4.8回換気での値です。
1時間に1回の換気は、花粉の季節にはほとんど効きません。部屋を実測して、小さい方の数字で選んでください。
型番が紛らわしさを増しています。311i Maxは41㎡表記で、両者は数字1文字しか違いません。
活性炭層が薄く、におい目的で替えると良いHEPAまで捨てる
この機種は粒子層と活性炭層を1枚のフィルターにまとめていて、炭の量は多くありません。
料理のにおい、ペット、揮発性有機化合物は通り抜けます。ブルーエアの答えは炭を増やした上位フィルター(米国価格2枚77.98ドル)への乗り換えです。
においを理由に交換すると、まだ数か月使えたHEPA層ごと捨てることになります。一体型の代償はここに出ます。
向く人・向かない人
こんな方に向きます
- 寝室や書斎など、22㎡までの1部屋を担当させたい
- 枕元に置いて寝るので、風量より静けさを優先したい
- つけっぱなし運用が前提で、電気代を最小にしたい
こんな方には向きません
- 1台でリビングまでカバーさせたい
- 主な目的が料理のにおいや化学臭の除去である
支払う金額の見積もり
米国定価は139.99ドル、日本円でおよそ2.1万円ですが、国内実売は別に動きます。本体価格は総額の小さい方です。
純正フィルターは米国価格で2枚59.98ドル、1枚あたり約30ドル。プレフィルターは8.99ドルです。本体のタイマーは最長9か月まで引っ張ります。
年2回交換なら、フィルター約9,000円に電気代4,600円ほど。比べるべきはこの合計で、店頭価格ではありません。
Amazonで現在価格を見るBlueair Blue Pure 511i Max →
買う前によく出る質問
Blue Pure 511i Maxは何畳まで使えますか
4.8回換気で22㎡、畳数にすると13畳前後です。ただしこれは米国メーカー推奨値で、日本の適用畳数表示(30分で8畳)とは算出方法が違います。
畳数表示の読み方は空気清浄機の適用畳数は、部屋の広さの2倍で選びますにまとめています。
オゾンは出ますか
測定できる量は出ません。CARBのZero Ozone認証を取得しており、5ppb未満です。
これは311i Maxとの実質的な違いです。あちらは静電段をオフにできず、この認証もありません。
24時間つけっぱなしで電気代はいくらですか
17ワットなら年間およそ149kWh、31円/kWhで4,600円ほどです。自動モードは空気がきれいになるとファンを落とすので、実際はこれより下がります。
本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由の購入で手数料を受け取ることがあります。なお、本記事の製品はメーカーから提供されたものではなく、執筆にあたって金銭の受け取りもありません。