要点
- 交換の目安: 6〜12か月(使い方で前後します)
- 先に寿命が来る層: 活性炭(およそ半年で消耗)
- 交換ランプの正体: センサーではなく運転時間のタイマー
- 年間の維持費: 1台あたり¥7,000前後が目安
フィルターの交換時期は、本体の交換ランプではなく、においと汚れで判断します。
ほとんどの機種で、あのランプは運転時間を数えているだけだからです。
汚れ具合を測っているセンサーではありません。
メーカーの表記は6か月から12か月ですが、実際の寿命は使い方で大きく前後します。
交換ランプは汚れを見ておらず、運転時間だけを数えています
メーカーの表記は「標準的な使い方」の数字です
Levoit Vital 200S-P は、プレフィルター・HEPA・活性炭を1枚にまとめた3層一体型です。
交換用フィルターは約50ドル、日本での実売はおおむね**¥7,000台**です。
Blueair Blue Pure 311i Max は寿命が最大9か月とされ、交換用フィルターは約45ドルです。
消費電力は32Wで、24時間つけっぱなしにしても電気代は大きく増えません。
ただしこの寿命は、一般的な室内で1日数時間動かした場合の数字です。
同じ機種でも、置く部屋によって半分になることがあります。
寿命を縮めるのは、ペットと喫煙と24時間運転です
猫や犬と暮らしていれば、抜け毛がプレフィルターを数週間で覆います。
室内で喫煙する場合は、活性炭がにおい成分を吸い切るまでの時間が一気に短くなります。
24時間運転を続ければ、単純に1日あたりの通過風量が2倍から3倍になります。
花粉の多い時期に窓際で強運転すれば、その数か月だけ消耗が跳ね上がります。
こうした条件が重なる部屋では、表記の半分で交換時期が来ると考えてください。
逆に、寝室で夜だけ弱運転しているなら、表記より長く使えることもあります。
実機での運転音や消費電力はLevoit Vital 200S-P レビュー:判断を決める5つの数字にまとめています。
交換時期を決めているのは、経過した月数ではなく通り抜けた空気の量です。
一体型カートリッジは、活性炭の寿命で交換時期が決まります
3層が1枚になった一体型では、いちばん早く消耗した層が全体の寿命になります。
そして先に力を失うのは、たいていHEPAではなく活性炭の層です。
HEPAはほこりを物理的にせき止める構造で、目詰まりするまで働き続けます。
活性炭はにおい成分を吸着し、吸える量に達したところで役目を終えます。
Vital 200S-P の活性炭は、半年ほどで消耗するとみておくのが現実的です。
料理のにおいが以前より長く残るようになったら、それが交換の合図です。
月に一度、フィルターを抜いて目で見てください
まず電源を抜き、背面や側面のカバーを外してフィルターを取り出します。
プレフィルターに積もった綿ぼこりを、掃除機のブラシノズルで吸い取ります。
洗えるタイプのプレフィルターなら水洗いし、完全に乾いてから戻します。
次に白いHEPAの面を見て、灰色に変わっていないかを確かめます。
最後にフィルターのにおいを嗅ぎ、こもったにおいが取れなければ交換時期です。
ポイント: HEPAの層は水洗いすると繊維の隙間がつぶれ、二度と元に戻りません。「洗えるプレフィルター」と「洗えるHEPA」はまったく別の部品です。
年間の維持費は、1台あたり¥7,000前後を見込んでおけば大きく外れません。
2台使う家庭なら、電気代とは別に年¥15,000ほどの固定費になります。
本体価格だけで選ぶと、この部分を見落としがちです。
大気環境・花粉の情報を確認する公式サイト(環境省 大気環境・自動車対策) →
住んでいる地域の大気の状況が分かると、運転の強さや交換の間隔も決めやすくなります。
