生活wireless-earbudseartipsancfit

イヤーピースのサイズ選び:合っていないと低音もノイズキャンセリングも落ちます

白い面に置かれた一対の白いワイヤレスイヤホン

Photo by Ivan Shilov on Unsplash

シェア

イヤホンの音が軽い、低音が出ない、ノイズキャンセリングが効かない。

この3つは別々の不満に見えて、原因が同じことがよくあります。

イヤーピースのサイズです。

要点

  • 標準の付属: S・M・Lの3サイズ(機種により4〜5サイズ)
  • 確認にかかる時間: 10秒
  • 左右で違うサイズ: 珍しくない
  • 交換の目安: 3〜6か月

密閉が崩れると、低音とノイズキャンセリングが同時に落ちます

イヤホンの低音は、耳の中の閉じた空間があって初めて成立します。

隙間があれば、低い音から先に逃げていきます。

ノイズキャンセリングも同じ空間を前提にしています。

外の音が隙間から直接入ってくると、打ち消す前の音が残ります。

つまり隙間は、二つの機能を同時に削ります。

10秒でできる確認方法があります

装着したまま、手のひらでイヤホンの外側を軽く押してください。

押した瞬間に低音が増えるなら、密閉できていません。サイズを一段大きくする合図です。

もう一つは、自分の声です。

装着したまま小さく声を出し、こもって聞こえれば合っています。普段どおりに聞こえるなら、隙間があります。

最後に歩いてみてください。

一歩ごとに「ゴソゴソ」という音がするなら、大きすぎてイヤーピースが擦れています。

合っているサイズは、押しても音が変わらず、歩いても擦れないサイズです。

左右で同じサイズとは限りません

外耳道の太さは、左右で違うのが普通です。

利き手ならぬ利き耳のような偏りがあり、片側だけ落ちやすい人は珍しくありません。

付属のイヤーピースは左右同サイズで袋詰めされているため、この可能性は見落とされます。

片方だけ低音が薄い、片方だけ落ちる。どちらも、そちらの耳のサイズが合っていない可能性がまず先です。

MとLを片方ずつ使って、まったく問題ありません。

シリコンとフォーム、選び分けの基準は使う場所です

付属品はほぼシリコンです。フォーム(低反発)は別売りが中心になります。

項目 シリコン フォーム
遮音 標準 高い
装着の安定 標準 高い
蒸れ・かゆみ 出にくい 出やすい
寿命 半年〜1年 2〜3か月

電車や飛行機で使う時間が長いなら、フォームの遮音が効きます。

潰してから耳に入れ、数秒かけて膨らませる手順が必要です。

一方、通話が多い人や、一日中つけっぱなしにする人はシリコンが向きます。

フォームは密閉が強いぶん、自分の声がこもって聞こえます。

交換の目安は3〜6か月です

シリコンは皮脂と耳垢で少しずつ硬くなります。硬くなると、耳の形に沿って変形しなくなります。

見た目が変わらなくても、密閉は落ちています。

裂け目や変色が出たら、迷わず交換してください。

純正品は数百円から千円台で、多くのメーカーが単体で販売しています。

サードパーティ製を選ぶ場合は、軸の内径と長さが合うかを確認してください。

軸が浅いと、装着中にイヤーピースだけが耳に残ることがあります。これは耳鼻科の受診理由として、実際にそれなりの件数があります。

イヤーピースを替えても低音が戻らないなら、次に疑うのは本体側です。

その判断の目安は、ソニー WF-1000XM6 レビュー:3万円台後半を判断する5つの数字で扱っています。

数百円の部品で、機種を買い替えたのと同じだけ音が変わることがあります。

先に試す順番としては、こちらが先です。

📰 関連記事

もっと見る →
イヤーピースのサイズ選び:合っていないと低音もノイズキャンセリングも落ちます — SharkScouter