生活headphonescomfortearpadglasses

ヘッドホンで耳が痛くなる原因と対策:側圧・イヤーパッド・メガネの3点

テーブルの上に置かれたオーバーイヤー型のヘッドホン

Photo by Jason Mitrione on Unsplash

シェア

ヘッドホンで耳が痛くなる原因は、音量ではなく圧力です。

原因はほとんどの場合、側圧イヤーパッドの硬さメガネのつるの3つに絞れます。

どれが効いているかは、痛む場所を見れば見分けられます。

痛む場所が違えば、直し方も違います

耳の上の縁が痛むなら、イヤーパッドの穴に耳が収まりきっていません。

こめかみや顎の付け根が痛むなら、側圧が強すぎます。

耳の後ろに一本の筋のような痛みが出るなら、メガネのつるが挟まっています。

頭のてっぺんが痛むなら、これらとは別で、ヘッドバンドの当たり方の問題です。

痛む場所 主な原因 最初に試すこと
耳の上の縁 イヤーパッドの内径が小さい 厚みのあるパッドに交換
こめかみ・顎 側圧が強い ヘッドバンドを広げる
耳の後ろの筋 メガネのつる 細いつるに替える
頭頂部 ヘッドバンドの当たり 位置を1cmずらす

30分かぶってみれば、側圧が強いかどうかはわかります

側圧は数値で書かれていないことがほとんどです。代わりに時間で測ってください。

30分かぶって赤みや圧迫感が出るなら、その個体は自分の頭には強すぎます。

10分では出ないので、短い試着では判断できません。

新品は硬めに作られていて、数週間の使用で少し緩みます。ただし、最初から痛いものが使用だけで快適になることは、まずありません。

側圧は本を挟んで下げられますが、戻せません

ヘッドバンドを広げる方法は昔からあります。

厚めの本を挟み、そのまま一晩置くだけです。

いきなり厚い本から始めないでください。

薄い本で一晩試し、足りなければ翌日に厚くする。この順番が安全です。

ポイント: 金属バンドは広げすぎると元に戻りません。プラスチックのアーム部分は、力をかけると割れることがあります。保証期間内の機種では、この方法は避けてください。

側圧は一度下げると戻せません。だから、足りないくらいで止めるのが正解です。

イヤーパッドの交換が、いちばん効きます

痛みの相談で最も多い原因は、実はパッドのへたりです。

中のウレタンは1年から2年で潰れ、厚みが半分近くになります。

厚みが減れば、耳がドライバーの保護網に当たります。同時に、頭との距離が縮んで側圧の実効値も上がります。

つまり古いヘッドホンは、買ったときより締め付けが強くなっています。

交換用パッドは主要機種なら数千円で手に入ります。

選ぶときは、内径が60mm前後あるものを目安にしてください。

耳の縦の長さは成人でおよそ60mmから65mmです。

内径がこれを下回ると、どんなに柔らかい素材でも縁が当たります。

素材も効きます。合皮は遮音が高く蒸れやすく、布は蒸れにくいかわりに低音が少し抜けます。

夏に痛みが増えるなら、汗による貼り付きが原因なので布を試す価値があります。

装着感で選ぶ機種の考え方は、Bose QuietComfort レビュー:装着感で選ぶ機種であって、電池で選ぶ機種ではないにまとめています。

メガネをかけるなら、つるの太さで決まります

つるの太いセルフレームは、パッドとの間で確実に挟まります。

細い金属フレームに替えるだけで、痛みが消えることがあります。

もう一つの手は、かける順番です。

メガネを先にかけ、あとからヘッドホンをかぶる。

逆にすると、つるがパッドの下に押し込まれた状態で固定されます。

それでも痛むなら、耳を覆わない骨伝導型や、開放型の軽い機種が現実的な選択肢になります。

痛みを我慢して使い続けると、軟骨に炎症が出ることがあります。

道具の側を変えるほうが、ずっと早く解決します。

📰 関連記事

もっと見る →
ヘッドホンで耳が痛くなる原因と対策:側圧・イヤーパッド・メガネの3点 — SharkScouter