生活earbudsbluetoothtroubleshootingaudio

ワイヤレスイヤホンの音が途切れる原因と直し方

混雑した電車内でつり革につかまる男性

Photo by Shoham Avisrur on Unsplash

シェア

ワイヤレスイヤホンの音がプツプツと途切れるとき、原因の多くはイヤホン本体にはありません。

電波が混み合っているか、スマートフォンとの接続情報が古くなっているかのどちらかです。

どちらも、買い替えずに直せます。

試す順番を決めておくと、原因の切り分けが早く済みます。

途切れは、イヤホンより先に電波の混雑を疑います

Bluetoothは2.4GHz帯という電波を使います。

この帯域は、Wi-Fi、電子レンジ、ワイヤレスマウス、防犯カメラなども共用しています。

駅のホームや商業施設で途切れやすいのは、同じ帯域を使う機器が周囲に密集しているからです。

自宅で途切れるなら、電子レンジを使う時間帯と重なっていないか確かめてください。

スマートフォンの位置を変えるだけで直ることがあります

人の体はほとんどが水分で、2.4GHz帯の電波をよく吸収します。

スマートフォンを右のポケットに入れていて、左耳側だけ途切れるという相談は珍しくありません。

胸ポケットや手に持つ位置へ移すと、症状が消えることがあります。

かばんの中でも、金属製の水筒やノートパソコンの陰になると電波は弱まります。

古いペアリング情報を消すと直る場合が多いです

接続情報は、使い続けるうちに古い設定を抱えたまま残ります。

手順は三つです。

  1. スマートフォンのBluetooth設定から、該当のイヤホンを「登録解除」する
  2. イヤホンを充電ケースに戻し、取扱説明書の手順でリセットする
  3. もう一度、最初からペアリングし直す

リセットの方法は機種ごとに違い、多くはケース内のボタンを10秒前後押し続ける方式です。

登録解除をせずに再ペアリングすると、古い情報が残ったままになります。

途切れの相談の多くは、ペアリングのやり直しだけで解決します。

片側だけ途切れるときは、左右を入れ替えて確かめます

左右のイヤホンには、片方が親機になってもう片方へ音を中継する方式と、左右が独立して受け取る方式があります。

中継方式では、子機側だけが途切れます。

髪や帽子が受信部を覆っているだけ、ということもあります。

左右を入れ替えて装着し、症状が反対側へ移るかどうかを見れば、機器の不具合か電波の問題かを切り分けられます。

症状 最初に試すこと
屋外や駅でだけ途切れる スマートフォンを体の前側に持つ
自宅でだけ途切れる Wi-Fiルーターや電子レンジから離れる
片側だけ途切れる 左右を入れ替え、症状が移るか確認する
どこでも途切れる 登録解除とリセットのうえ再ペアリング

マルチポイントは便利ですが、途切れの原因にもなります

マルチポイント(2台同時接続)は、スマートフォンとパソコンの両方につないだままにできる機能です。

一方の機器が通知を受け取ると、音声の主導権が一瞬そちらへ移ります。

この切り替えが、途切れとして聞こえます。

使わない側の接続を切るだけで、症状が止まることがあります。

サウンドコアのLiberty 5のようにマルチポイントに対応した機種では、まずこの設定を確かめてください(Soundcore Liberty 5 レビュー:1万円台のイヤホンで通勤の騒音は消せるのか?)。

コーデック(音声の圧縮方式)も関係します。

LDACのような高音質の方式は多くのデータを送るため、電波が弱い場所では途切れやすくなります。

設定に「音質優先/接続優先」の切り替えがあれば、通勤中は接続優先に変えてみてください。

電波の干渉について調べる総務省 電波利用ホームページ

ここまで試しても直らない場合は、別のスマートフォンにつないで確かめます。

別の機器でも同じように途切れるなら、イヤホン側の不具合を疑う段階です。

購入から1年以内であれば、多くの機種はメーカー保証の範囲に入ります。

📰 関連記事

もっと見る →
ワイヤレスイヤホンの音が途切れる原因と直し方 — SharkScouter